※当教室では『レイキ技能士育成』というセラピスト育成があり一定の練習量と座学の習得後、施術や癒しの提供を行う『レイキ ボランティア活動』を行っています。『レイキ ボランティア』は毎月数カ所の場所で行われております。
こちらは大阪泉佐野市にある滞在型の認知症グループ施設『やすらぎの郷』様にての活動です。
1月の訪問では、インフルエンザに罹患された方が数名、回復後の体力の戻りが遅いとのことで2名の方へ集中してのレイキ施術のお願いを頂きました。
ひとり目の方のところへ施術へ行くと、ご挨拶をし、お身体にそっと触れながらお身体のご様子を『手』に返ってくる感覚を感じとります。
施術はレイキ技能士2名で行うのですが、わたしは背中側から開始しました。
背中に触れると、数カ所にあつく熱を放っている部分がありました。呼吸の感じも浅く少しハァハァとアップダウンが早く、インフルエンザから数日経ってもしんどさが残っているのが感じられました。
この方はいつも、お声をかけると「あ〜」と発声をしてお話しをして下さいます。
今では会話することはかないませんが、お話しできるとしたらユーモアがある方だろうな、と思う感じでお返事が返ってきます。
でも、この日はお返事のお声が少し強め。眉間にしわもよっています「しんどいねんよ〜」と世間話しをして下さってるような感じでしたので、そっと刺激を感じないよう慎重にお手当て(レイキ)をさせて頂きました。
20分近く手を当てていると、だんだん背中の熱感が減ってきて、お顔の色にもピンクの色味が差してきました。お顔も始めに見たときよりふっくらとした皮膚感に。
始まりの時にはなかった穏やかさが感じられるようになったので、背中部分を終えて、今度はお足元へ。拘縮で縮まりがちな部位が気になったのでその部分にお手当てをしていくと、手に幾分か柔らかさが戻ってくる感じがありましたので、少しさすって足元も終了致しました。(ほんとに優しい力です。お顔が痛みで歪んだりしないか変化を感じながら)
この頃には、お声のトーン、顔色、手から伝わってくる『しんどさ』のようなものが少し明るく爽やかな感じへ変化していました。
これなら少し元気になるのに貢献できたかな?
わたし達は病気を治すことはできませんが、その方が少しでも穏やかな感情や感覚でおられること、不調が順調に緩和へ向かっていくことを願って手当てをさせて頂いています。
言葉を発して痛みを訴えたりできない方の場合、様々な変化が穏やかさが内側に戻ってきた証になるかなぁと思い、細かく観察をしています。
おふたり目の方も、インフルエンザの罹患後でしたので、お部屋に入ってご様子を感じさせて頂くと、眠りながらも、かなり息が荒いご様子がありました。
ゴホゴホと咳込みもあったので、たんが絡んでいる状態ですと施設様からご様子の伝達もお聞きし、胸、背中の手当てから試みました。
背中はドクドクと脈打っており、手はあちこち動かさず一箇所の『気』の動きや感触を感じながらお手当てをさせて頂きました。
途中、手の指先付近にすぅっと風の通る感じがしたかと思うと、とたんにゴホゴホとたんの絡んだ咳込みをされ、その後すっと呼吸が楽になられた感じがありました。
その後も肺まわりが気になりましたので、胸付近の手当てを中心に行いましたが、咳やたんはまだ残ってはいる状態で罹患からの快癒にはもう少しお時間がかかるのと、体力が必要なのかなと思う感じでした。
『レイキは自然治癒力に働きかける』とされるものですので、この日のお手当てが少しでもお力になれていると良いなと思い帰りました。
この方も、呼吸が荒く、苦しそうで心配でしたが、手を当てている時は穏やかな感じもありました。
手を当ているだけですが安心感や穏やかさが増すことも『手当て』でよく知られている効果です。
帰りぎわ、皆さまが揃うリビングでは、始めに手当てをさせて頂いた利用者様が美味しそうにおやつを食べていたそうです。
和やかなシーンをお見かけすると、わたし達もほっと致します😊
以上、1月の訪問からでした。